【イベント案内】2016/1/30〜31 ライトハウス 子ども支援セミナー「子どもを性の商品化から守るには」

2013年より開催している、子どもを性の商品化から守ることを目的とした「子ども支援セミナー」。 毎回多くのみなさんに、日本全国よりご参加いただき、大きな反響をいただいております。 このたび、第4回目となりますこちらのセミナーを開催する運びとなりましたので、ご案内いたします。

20151215子ども支援セミナー

ライトハウス 子ども支援セミナー 「子どもを性の商品化から守るには」

現在の日本において、性の商品化の対象となる子どもは低年齢化の一途を辿っています。

具体的には、女子高生を搾取する「JKビジネス」、小学生に紐のような水着を着させ、わいせつ行為を強要する「着エロ」といった商品が蔓延しています。

2015年9月に発表された警察庁の報告によると、同年6月までに全国の警察が摘発した児童ポルノの事件は831件と、去年の同時期より43件増え、過去最多となりました。また、実際に被害に遭った児童も過去最多の383人に上り、うち15%が小学生以下だったそうです。

このような状況の中、どうしたら子どもたちの性の商品化を食い止めることができるのでしょうか。大人や社会は、子どもたちをこのような被害から守る責任を果たしているでしょうか。
そして、性被害を受けた子どもたちは、どのような支援を必要としているのでしょうか。

本セミナーは、子どもを性の商品化から守る支援者を養成することを目的としており、5名の講師の講演をはじめ、受講者同士の交流タイムや、それぞれの職場や活動する現場での悩みや課題を共有し合う時間も設けています。

子どもたちを取り巻く現状を知り、子どもが必要とする寄り添い支援について学び考えてみませんか?

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  • 日時:2016年1月30日(土)10:00〜18:00/31日(日)9:30〜18:00
  • 会場:TKP渋谷カンファレンスセンター 10階 10A(東京都渋谷区渋谷2-17-3渋谷東宝ビル) 最寄り駅 渋谷駅JR東口、15番出口(半蔵門線、副都心線、東急田園都市線、東急東横線)より徒歩3分
  • 対象:子ども・若者・女性と関わる仕事や活動をする方
  • 定員:60名
  • 参加費:1日のみ参加4,000、両日とも参加6,000円 /学部生は、1日のみ参加2,000円、両日とも参加3,000円 (当日受付にてお支払いください)
  • お申し込み方法:以下のフォームに必要内容をご入力ください。

    メールでお申し込みの場合、件名に「ライトハウス 公開セミナー」、本文に①お名前、②ご所属先、③携帯電話、④メールアドレス、⑤何を見てお申し込みになったかをご記入の上、ライトハウス事務局(info@lhj.jp)宛にお送りください。電話でお申し込み(050-3496-7615)の場合は、上記内容をお申し出ください(平日10-19時受付)。
  • 締め切り:2016128日(木18:00 (定員となり次第、締め切らせていただきます)

▶︎セミナースケジュール(予定)

【1日目】1月30日(土)10:00〜18:00 現状と介入

09:30〜    受付開始
10:00~10:40 特定非営利活動法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス代表 藤原志帆子
10:40~12:10 子どもシェルター・カリヨン子どもの家 ガールズホーム長
13:50~15:20 児童養護施設 一宮学園 山口修平氏
15:30~17:00 特定非営利活動法人 全国こども福祉センター 理事長 荒井和樹氏
17:15~17:45 振り返り
17:45〜18:00 退館

【2日目】1月31日(日)9:30〜18:00 支援のために知っておきたいこと

09:30~11:00 後藤コンプライアンス法律事務所 後藤啓二氏
11:05~12:35 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所
自殺予防総合対策センター副センター長 松本俊彦氏
13:30~16:00 ワークショップ(ロールプレイ)
16:00~16:45 ネットワーキング タイム
16:45〜17:15 クロージング
17:30〜18:00 退館

主催・お問い合わせ先: 特定非営利活動法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス
Tel: 050-3496-7615/ Fax: 020-4669-6933 Email: info@lhj.jp

*ご案内のチラシはこちら
*当セミナーは、公益財団法人 日工組社会安全財団 様の助成対象事業です。

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<講師のご紹介>
Facebookと連動して順番に講師の皆さんをご紹介しております。

特定非営利活動法人 全国こども福祉センター 理事長 荒井和樹氏

arai名古屋を拠点に活動されているこちらの団体は、着ぐるみを活用したユニークなアウトリーチ活動(直接接触型)を行っています。その活動は、多くのメディアにも注目されています。子どもたちに安心できる居場所を提供するため、日々活動されている荒井様のお話をお楽しみに。

<プロフィール>
北海道出身。社会福祉士、保育士。
日本福祉大学卒業後、児童養護施設にて児童指導員として勤務。その際に中途退学、停学が当たり前にある高校の現状やサイト、SNSを利用して援助交際だけでなく助けを求める少年少女の実態を目の当たりにする。
施設職員を退職後、自身も悩みを抱える子たちとともに前身となる任意団体を設立、2013年に現在の法人格を取得し、大学生・高校生と共にボランティア団体として活動している。活動は、アウトリーチ(直接接触型)による街頭での声かけをはじめ、居場所づくり、啓発・講演活動。最近では後継者育成のための研修事業。スマホ、アプリの普及からサイバーパトロールも試験的に実施している。

全国子ども福祉センターHP:http://kodom0.jimdo.com/

国立精神・神経医療研究センター部長 松本俊彦先生

thumb_541807_matsumoto%5b1%5d松本俊彦先生は、精神科医として薬物依存症や自傷行為に苦しむ人々と向き合い、診療や研究に取り組んでいる、この分野の第一人者です。苦しんでいる人々の心にどこまでも寄り添い、温かく包み込む松本先生は、私たちライトハウススタッフの模範でもあります。
先生の貴重なお話を聞きに、是非お越しください。

<プロフィール>
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長/自殺予防総合対策センター 副センター長
1993年佐賀医科大学医学部卒業後、国立横浜病院精神科、神奈川県立精神医療センター、横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経センター精神保健研究所司法精神医学研究部などを経て、2015年より現職。
日本アルコール・薬物医学会理事、日本精神科救急学会理事、日本青年期精神療法学会理事、日本依存精神神経科学会評議員、日本司法精神医学会評議員、日本社会精神医学会評議員を兼務。

主著として、「薬物依存の理解と援助」(金剛出版, 2005)、「自傷行為の理解と援助」(日本評論社, 2009) 、「アディクションとしての自傷」(星和書店, 2011)、「薬物依存とアディクション精神医学」(金剛出版, 2012)、「アルコールとうつ、自殺――「死のトライアングル」を防ぐために」(岩波書店, 2014)、「自分を傷つけずにはいられない――自傷~回復するためのヒント」(講談社, 2015)、「もしも「死にたい」と言われたら――自殺リスクの評価と対応」(中外医学社, 2015)など。

松本先生執筆、毎日新聞の連載「松本俊彦のこころと向き合う」:http://goo.gl/0v7jAE

子どもシェルター・カリヨン子どもの家 ガールズホーム長さん

 「カリヨン子どもの家」は、さまざまな事情により帰る場所のない子どもたちのためのシェルター(緊急避難場所)として、2004年6月、国内で初めて東京都内に開設されました。以来、シェルターに逃げ込む子どもが後を絶たないといいます。

 親からの虐待により、家庭で安全に暮らせない子どもや、児童養護施設を巣立った後、就労できず生活の場を失った子ども、少年事件を起こし、家庭からの引き取りを拒否され、行き場を失ってしまった子どもたちが駆け込んでくるそうです。こうした子どもたちと6年間向き合い寄り添ってこられた、ガールズホーム長さんがお話してくださります。

 シェルターを必要とする10代後半の子どもたちの現状を、また、日本国内で起きている子どもへの暴力について、みなさんに是非知っていただければと思います。